このたび、本格麦焼酎「いいちこ」で知られる大分の総合醸造企業、三和酒類株式会社様の工場を見学させていただきました。

皆さまは「いいちこ」という名前の由来をご存じでしょうか？
「ちこ」とは大分の方言で「ですよ」という意味で、「いいちこ」＝「いいですよ」を表しています。親しみやすく温かみのある響きが、多くの方に長く愛される理由のひとつです。

見学では、仕込み・蒸留・貯蔵・瓶・パック詰めまでを一貫して担う本社工場をご案内いただきました。徹底した品質管理のもとで造られる焼酎の工程を実際に目にし、日々の一杯の背景にある職人の技と情熱を改めて感じることができました。

さらに、2022年に新設された発酵文化発信拠点 「辛島虚空乃蔵」 にも足を運びました。ここでは、宇佐の麹や発酵文化を世界へ発信する取り組みが行われており、見学やきき酒を通じて焼酎の魅力を五感で体験できます。

今回の工場見学を通じ、三和酒類様の「挑戦」と「伝統」を両立させる姿勢に大きな刺激を受けました。今後も私たちのものづくりに活かしてまいります。